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  • 執筆者の写真中山康直

『聖徳太子コード』番外編【天地龍球の風に乗って】③「古代ユダヤの伝承と隠された御嶽」

更新日:6月1日

画像:『聖徳太子コード』番外編【天地龍球の風に乗って】
 

前回は②「ノアの方舟伝説」として、琉球「本部」に咲いた珍しい鳩蘭とともに、ノアの方舟が隠されているジャングルの中に分け入ったことをシェアさせていただきました。

今回は、いよいよ、代々このノアの方舟伝説を語り継いでいるという一族との間に起こった不思議なご縁を物語るお話です。

 

③「古代ユダヤの伝承と隠された御嶽」


意外な「日ユ同祖論」のルーツ


ノアの方舟の話から始まって、ユダヤの三種の神器やユダヤの風習と共通する沖縄の文化などの話を一族から聞いて、ユダヤの神話が琉球にもたらされて深く関与していることをあらためて確信した。

 

明治時代に提唱された、日本とユダヤのルーツが同じだと論ずる「日ユ同祖論」は、日本とユダヤの密接な関係性を表に出すことになり、それ以降、様々な研究者がこのテーマについて深く掘り下げている。

 

たしかに、日本列島にはユダヤと関係する伝承が多数残されている。

とくに、四国や淡路島にはたくさんの古代ユダヤ式の神殿が確認されている。本土に伝わっている以上、琉球にも伝わっていることは確実だといってもいいだろう。

 

昭和27年10月13日神戸新聞に掲載( https://mysteryspot.org/report/awaji-israel/awaji-israel.htm


写真:剣山

四国・剣山(引用: https://www.flickr.com/photos/cotaro70s/


「日ユ同祖」の観点から、琉球の風習を調べていくと、古い時代に遡って古代ユダヤの文化と酷似するものがあり、むしろ逆に、太古の時代に琉球圏にあった風習が世界に伝わっていった可能性があると思わざるをえない。



世界を創造した「三位一体の神」の謎を解く


一族に言い伝えられるユダヤと共通する伝承をひと通り聞いたあと、一族が伝承とともに守り続けている御嶽(うたき)の話になった。

この御嶽にまつわる話を聞いて、この場所に残されている古代ユダヤの伝承に対する確信が、事実に変わったのだ。

 

古より一族がひっそりと守ってきたその御嶽は、ジャングルに囲まれた山の頂上にある。八合目あたりの東側に男神、西側に女神が祀られ、真ん中の頂上は「○神」といわれていることを教えてもらった。

 

この情報がきっかけとなり、長年の疑問だった日本各地で「○○三山」と称される理由、つまり、なぜ「三」が付けられるのかという謎が解けたとのと同時に、世界中の起源神話にみる三位一体の神――、日本神話においては、すべての源流たる造化三神との「結び」が紐解けた。

「結び」とは、「む」と「す」と「ひ」のことで、「三」という数は、「月」と「星」と「日」を暗示していたのだ。

画像:むすび

隠された「御嶽の謎」


このことを一族の長に伝えると、断片的な点が線となって接続したようで、驚くべき返答が帰ってきた。

 

じつは、この山の上にある御嶽には、一年に一度しか入らないという決まり事があった。しかも一族の関係者しか登れないという。

 

しかし、ユタを通じて、謎を解いた私も(御嶽の)関係者であると通信があったというのだ。そこで、足が悪くなった一族の長に変わって、今からこの御嶽に上がってほしいと伝えられた。驚くべきことに、この日が一年に一度の御嶽上がりの日だったのだ。この必然には何が秘められているのだろうか !





 

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